その場合、いらないチュンチャン牌をただ並べ打ちするだけでは、あがるチャンスを逃すことになります。
本気であがりたい場合に大事なのは、「悟られないこと」です。相手に「あいつ国士無双やってるな」と思われたら、あがり牌を止められる可能性があります。
相手に悟られないために、以下のことを心がけましょう。
かぶっているヤオチュー牌が2組以上ある場合は、できるだけ早めに捨て牌に並べる。
七対、対々、ホンイツあるいは字一色など、他の役の可能性を見据えるとどうしても対子を残したくなります。しかし、決断を早めに下しておかないと、終盤での出あがりチャンスを逃してしまいます。「一九字牌はそこまで必要としてないよ」と捨て牌でアピールすることが大事です。
序盤では捨てる数牌を2色のみに制限し、ホンイツに見せかける。
国士無双を狙う以上、捨て牌が偏ってしまうのは仕方ないですが、せめてホンイツに見せる工夫はしましょう。3色ばら打ちでは、「俺は国士無双をやっている」と宣言しているようなものです。
ホンイツだと思わせることができたら、3枚切れの字牌や無関係の一九牌をポロッと出してくれるかもしれません。

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