Bさんは、だまメンホンを得意とします。急に「ロン」とつぶやき、それがいつも高い手なのです。いつ来るか分からないBさんのつぶやきロンは、心臓に悪いです。
Bさんの打ち方を観戦してみると、序盤からめちゃくちゃな切り方をするときがあります。まるで、むこうぶちのカイがたまにやるような切り方です。
そういえば、高い手を平然とあがるところもカイに似ています。そのうちあがるときに「御無礼」と言い始めるかもしれません。
彼がなぜ、めちゃくちゃな切り方をするのか理由は分かりません。迷彩のためなのか、私に本来の手順を見られたくないためなのか、卓上の相手と見ている私に対するパフォーマンスか。「まためちゃくちゃやってるな」と思わせといて、実はちゃっかりと高い手を作るための布石なのか。そうだとすれば、なかなかの策士です。
Bさんは、普通に打っているときも、私の有効牌を序盤にバシバシ切るという嫌な特徴を持っています。これは相性の問題なのだと勝手に思っています。ですので、Bさんとはあまり打ちたくありません。そう言いながら、メンツが足りないときはいつもB さんを呼び出していました。Bさんは急に誘われても必ずやってくる頼もしい男です。唯一断られたのは彼がインフルエンザにかかっていたときです。それでも何とか説得しようとしていた私は、ただの麻雀馬鹿でした…。

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