戦慄いちまってるなぁ 坊やの打牌も坊や自身も天牌41巻第7話「戦慄く打牌」より
三國さんが北岡に言ったセリフ。
「戦慄く」と書いて「わななく」。
これが読める人はかなりの天牌マニア。
もしかしたら自分が無知なだけかもしれませんが、
初めて出会った言葉でした。
goo辞書で【戦慄く】の意味を調べると、
1 恐怖・緊張・寒さなどのためにからだがふるえる。「怒りのあまり―・く」
2 声や楽器の音などがふるえる。
「ただ泣きに泣きて御声の―・くもをこがましけれど」〈源・行幸〉
3 ちぢれる。そそける。
「髪なども…所々―・きちりぼひて」〈枕・八三〉
4 動揺する。ざわざわと動く。
「下揩フ物見むと、―・き騒ぎ」〈落窪・二〉
とありました。
源=源氏物語、枕=枕草子、落窪=落窪物語のことで、古典ではよく使われている言葉のようです。
三國さん、さらりと使うあたり、教養が深い。
一般人が日常使わないであろう言葉も難なく使いこなせる、それが天牌雀士の魅力です。

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